「油は『酸化が進むと極性を持つ』という特性に着目!」
- もともと食用油は新鮮な状態だと極性がありません。反対に「極性がある」とはプラス・マイナスの電気的要素を持った状態で電気を通します。油は酸化・劣化が進むと極性を持つようになるのです。
- 通常、酸化・劣化して極性を持った油の分子はフライヤーの中を自由にゆらゆら漂っています。酸化・劣化した物質が増えてくると透明感がなくなり濁ってきます。
- しかし、そこにカラット君の電極板を沈めるとそれらの極性化した物質が電極に寄せられチェーン状に連なり、やがて自重で沈殿し、クリアな状態が保たれるのです。
- カラット君ありのフライヤーには濁りがないことが下の比較写真で確認できます(左側の画像がカラット君有りの油です)。
「油の中を、電子による対流を発生させて熱伝導が向上」
- カラット君を使用することで、フライヤーの油が対流しやすくなり熱の伝わりが早くなります。
- そのため、通常よりも低い温度設定でもカラッと揚がるようになるのです。
- 設定温度を10℃下げると酸化・劣化速度は2分の1になると言われており、熱劣化を防ぐことにつながります。
「油の熱伝導を向上させるから、衣がサクッと、中身はジューシーを実現!」
(1)衣がしっかりできる!
- 熱伝導率の向上により、衣がしっかり出来上がります。衣がしっかり形成されないと、食材の旨味が溶けだし旨味が逃げてしまいます。
(2)食材の旨味を逃さない! 油を汚さない!
- カラット君と使用すると「ER効果」という現象が起きます。ER効果とは「油の粘性」に影響を与える効果のことで、食材に含まれている「脂質」の粘性を上げます。つまり、その成分が溶けだしにくくなるのです。そうすることで、「食材の旨味を逃さず、なおかつ油を汚さない。」となるのです。